赤ちゃんのお葬式
お寺で葬儀を行うお寺葬の企画、導入、施行から、都内最安値を目指した葬儀、お一人からのお葬式を全て自社で施行致します。24時間365日対応です。見送るのに必要なのは想いです。その想いを実現できる、安心で、安全で、安寧を祈る葬儀のプロがお手伝い致します。
葬儀は長命の方ばかりではありません。若い方の葬儀もありますし、生まれて来られなかった方の葬儀もあります。本当に小さく、大人の手の平でも余るほどの赤ちゃん。何度かその赤ちゃんの葬儀を手伝わせていただきました。
たいてい、若いご夫婦が喪主で悲しみの中いろいろとお打ち合わせをして葬儀の日程を決めます。
ほとんどのご家族はその病院から火葬場に行くのですが、あるご夫婦だけは、「一度赤ちゃんを自宅に連れて帰りたい」と言われました。夏場でもあったので、最新の注意を払いドライアイスを入れ、ご自宅にご安置致しました。赤ちゃん用の小さな棺に入れて。聞けば、不妊治療などをしてやっと授かったお子様。葬儀まで家族でお別れ会をしたいとのことでした。
葬儀の担当者のできることはたかだか知れているかもしれません。けれども、ご遺族に対して寄り添いながら、共にひとつのいのちの弔うことはできます。確かに売上や利益も大切でしょうが、それ以上に私は、葬儀社担当者には、生命を弔うことに大きな意味や価値があると強く感じています。
葬儀は誰やっても同じはありません。心ある葬儀社、心ある担当者が今日も、真夜中でも、ご遺族のもとに駆けつけ、弔いの現場を大切に護り抜いているからこそ心からのお別れが実現できるのです。
小さな生命の弔いは、生命とは何か、葬儀とは何かを改めて考えさせてくれた、忘れられないお葬式の思い出です。