先週の日曜日に栃木のお寺で終活セミナーを実施してきました。
私が講師ではなく、葬祭部部長の田上が講師を初めて務めました。
企画から設営、交渉、講師などいろいろと自分でやると大きな成長になったかと思います。
通常、葬儀社の終活セミナーと言えば、
葬儀の金額やマナーなど、勧誘的な意味合いをもつものが多い。
けれども、私は勧誘は一切しないことにしています。
「お寺の魅力を発信する」をコンセプトに毎回開催しております。
今回のお寺も実際、葬儀の祭壇を設営して、
ご住職に葬儀の読経をお願いして、みなさまが自由に歩きながら、
どういう作法をしているのか、真言宗の葬儀はどういったものなのか、
どういう風に弔っているのか、など事細かに葬儀の内容をお伝えしました。
もちろん、伝えられる範囲で、ですが。
終活セミナーに関して、最近、本当に思うところがあり、
もうそろそろ、今までの終活セミナーとは違った枠組みでやった方がいいと感じています。
つまりより仏式葬儀を身近に感じられる、より御仏の教えを身近に感じられる、
より自分の人生を振り返ることができる、そういったセミナーを作ろうと考えています。
仏教が孫の世代にまで残るかどうか。正直、事態は切迫していると感じています。
先徳の方々が遺されたものをどのように発展し、継承し、伝承していくか。
頑張らせていただきます。